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レザークラフト初心者に【東京産豚革】をオススメする理由とは?特長も解説!

レザークラフトの素材
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東京都の23区内に、世界に誇る革の一大産地があることをご存知でしょうか?

「東京の革」といえば、まずは【浅草】をイメージするかもしれませんね。

しかし浅草は、革の販売や靴の製造は盛んですが、革を生産している地域ではありません。

ではどこでしょう??ランドマークには【東京スカイツリー®】がある・・東京の下町・・

それは【墨田区】です。

墨田区では、おもに【豚革(ピッグスキン)】を生産しています。

その生産量は、日本国内の約90%を担っており、クオリティは世界一と評されています。

「じゃあ、墨田区にはたくさんの豚さんがいるの?」と疑問が湧くかもしれませんが、養豚場が集まっているわけではありません。

実は、革なめし加工工場の集積地なのです。

そして【東京産豚革(ピッグスキン)】は、レザークラフト初心者にもオススメです。

さらにクオリティも高いのでとても魅力的な素材なのです。

そこで本記事では、東京産の豚革(ピッグスキン)はなぜ初心者にオススメなのか?この素材が持つ特長をくわしく紹介します。

レザークラフト初心者に【東京産豚革】をオススメする理由とは?

東京産の豚革(ピッグスキン)は、レザークラフト初心者にオススメです。

なぜなら、他の革よりも価格が安く、安定供給されているからです。

豚革は傷が多いことなどが理由で、昔から価格を安く抑えられてきました。

牛革のように、メインレザーとしては使いものにならないクオリティだったのです。

しかし東京産の豚革は、メインレザーとして使えるだけのクオリティを備えたことで、その欠点をクリアしました。

さらに、生産地が東京なので、とても身近な素材といえるでしょう。

ですから、東京産の豚革は、初心者でも安心して使えるメインレザーなのです。

東京産の豚革(ピッグスキン)の特長を解説!

では、東京産の豚革(ピッグスキン)の特長とは何でしょうか?

一般的な豚革のイメージは「手袋・スウェード・薄い」などが思い浮かぶと思います。

東京産の豚革には、具体的に3つの特長が挙げられます。

  1. 通気性
  2. 耐久性
  3. 安定供給

それぞれについて、くわしく解説していきます。

通気性

東京産の豚革(ピッグスキン)は、通気性が良く軽い素材です。

なぜなら、メッシュ素材と同じ構造を生み出しているからです。

豚の毛は太く、表面にみられる【3つ1組】の柄のようなものは毛穴になります。これは表皮を貫通して裏面にまで達しています。

豚革は、昔から革靴のライニング(内側素材)などに使われてきました。その理由は、優れた通気性によって、足を様々な病気から守るためだったのです。

衣類に使われるメッシュ素材も、通気性が良く、軽いことが特長ですよね。

さらに東京産の豚革(ピッグスキン)は、革靴のライニングに使われるほど柔らかく、しなやかな肌触りですので、レザークラフトでも扱いやすい素材です。

まさに、初心者にも向いている素材といえるでしょう。

耐久性

東京産の豚革(ピッグスキン)は、耐久性に優れた素材です。

なぜなら、豚の毛は太くて固い性質を持っていますが、その毛を支える表皮も、当然のことながら強固だからです。

戦時中には、軍靴の素材にも東京産の豚革が使われていたそうです。

また、海外の高級な家具やソファーの素材に選ばれていることでも、摩擦などの耐久性に優れていることが証明されています。

このような豚革が持つ本来の性質に加えて、東京産の豚革(ピッグスキン)は、植物タンニンなめしの加工技術によって、さらに丈夫で魅力的な素材へと進化させているのです。

安定供給

東京産の豚革(ピッグスキン)は、安定的に供給されている素材です。

最も注目すべき点は、原料のすべてが国内で自給されているところです。これによって、価格も安定しています。

一方で、他の革の原料は輸入に頼っています。

為替の変動で価格が急に上昇したり、最近では、新型コロナの影響で輸入がストップしていた時期もありました。

私も輸入皮革が急に値上げされたり、思うように手に入らなかったときには、正直困り果ててしまいました。

東京産の豚革が、他の革よりも価格が安く、安定供給されているのであれば、とくにレザークラフト初心者には扱いやすい素材です。

レザークラフトに東京産の豚革(ピッグスキン)を使うことで、原料から製作までのすべてを国産で賄う純国産の作品」が仕上がります。

そもそも素材が手に入らなければ、レザークラフトもできませんから、一考の価値はあるのではないでしょうか。

まとめ

東京23区内に、世界に誇る革の一大産地があることを知っていかがでしたか?

レザークラフトに慣れてくると「皮から革へ」や「革ができるまで」など、生産工程にも興味が湧いてくるかもしれませんね

実は、東京都墨田区にある革なめし加工工場では、定期的に工場見学会を実施しているようです。

東京産の豚革(ピッグスキン)の生産工程を生で体感できるわけですね。

東京産の豚革は、軽くて丈夫です。

さらに、価格が安く、安定供給されている素材です。

ですから、レザークラフト初心者にも扱いやすく、オススメです。

革選びで悩んだら、軽くて丈夫な【東京産豚革(ピッグスキン)】を使ってみてはいかがでしょうか。

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